楽器の湿度対策!☔
皆さんこんにちは!
日本の夏は湿度がすごいですね…( ̄▽ ̄;)
湿度と気温が高いと過ごしづらいものです(泣)
そして我々が過ごしづらい環境は、楽器も過ごしづらい環境なのです!
今回はバイオリンの湿度対策について書かせて頂きます!٩( ´ω` )و
バイオリンの適正湿度
人間の過ごしやすい湿度は40〜60%
そして、先に書いたように人間が過ごし辛い湿度は同じ様にバイオリンも過ごしづらいのです!
バイオリンの適正湿度は、50%〜60%\_(・ω・`)ココ大事
これを下回ったり、上回ると楽器にとって良くない環境下といえます。
楽器本体の湿度対策もそうですが、楽器を保管する部屋はエアコンや除湿機等のついた部屋で保管するのが良いでしょう!
湿度が多いと何がまずい?
湿度が高すぎると様々な危険性を孕んできます。
先ず一番代表的なものとすれば、{サビ}でしょうか。
金属部分のサビ、特に弦なんかも錆びて劣化していきます。
(E線なんかはすぐに真っ黒になりますね…)
そして厄介なのが{カビ}です!
バイオリンは木で出来ているので、一度カビが発生してしまうと取り除くのは難しいそうです。
更には{ニカワの剥がれ}の可能性があります。
バイオリンを含め我々弦楽器はネジ等は使わず、ニカワという接着剤で組み立てられています。
そのニカワが剥がれてしまったら…恐ろしい…(∩´﹏`∩)
具体的な湿度対策!
ではどの様にして湿度対策をすれば良いか、
それは楽器を弾くことです!
そんなことかよ!!٩(๑`^´๑)۶
とお思いかもしれませんが、これが一番簡単で現実的なのです!
楽器を弾くことにより内部の空気が振動し、換気の役割を果たします。
週に2、3回程楽器を演奏すれば立派な湿度対策になります!
他には埃をつけないことです!
埃は空気上の湿気を吸収します、
そんな埃が楽器に付着していたら、当然悪影響です…
なので演奏後は、綺麗な布でちゃんと乾拭きし、埃がつかないように楽器カバーを使用することをおすすめします!
他にもケースの中に湿度調整剤を入れるという対策もあります。
しかし、これは長期間バイオリンを弾けない場合におすすめします!
知り合いの楽器工房の方に聞いた話ですが、そもそも湿度調整剤の効果は薄いらしいです…
理由の1つを挙げるなら楽器ケースの開閉でケース内の湿度が変化する事です。
もちろん普段から使用しても良いのですが、先に書いたように普段から演奏するのであればそれで湿度対策になってしまうのです。
普段から使用する場合は、ケースを開けている時間を少なくし、調整剤の使用期限を確認をしましょう!
湿度調整剤は湿度対策のお守りのようなものと考えてもらえればと思います。
まとめ
バイオリンの主な湿度対策は、週に2.3回演奏する事!
普段の演奏後の掃除をしっかり行い、埃が楽器につかないように注意!
長期間演奏出来ず保管する場合は湿度調整剤の力を借りて対策するのが良いでしょう。
日本は一年を通して気温・湿度の差が激しい国です。
特に梅雨の時期からは、高温・多湿という楽器良くない環境が続きます。
楽器にとって悪い環境下で弾かないことも立派な湿度対策です。
大切な楽器を守るため日々のケアをしっかり行い楽しく演奏しましょう!
それでは今回はこのへんで!
習志野・津田沼・谷津 和田バイオリン教室♪
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